新「山と狐の日常」

岩と麺

 いい天気の日曜日だけど、イレギュラーな仕事が入ったので沈。午後にとりあえず瞰望岩へダッシュ。昨日のウェンシリのマダニはマジでやばかった。滝上の風呂で全身をチェックしたつもりだが、気付かず「お持ち帰り」している可能性もある。体中がゾワゾワして、夢の中にまで出てきそうだった。マダニと仲良くなる方法は無いものだろうか。マダニ型の抱き枕があれば売れるだろうか。かなり昔に流行った「抱っこちゃん人形」的な「マダニちゃん人形」ならどうだろう。テディ・ベアはあるのに、マダニ・クッションが無いのはおかしいと思う。どちらも人を襲う生き物なのに。

 

 マダニのことばかり考えて頭がおかしくなりそうなので、山岡家に行く。シーズナルのスタミナラーメン旨くて、週一ペースでリピートしている。

ウェンシリ岳

 ひっでー山だった。たぶん、夏山で登ることは2度とないだろう。

 

 富良野-化雲から一週間。肉体・精神的疲労はもう抜けたので、いい加減に山へ行かなければならない。車を西へ走らせること2時間で滝上町と西興部村と下川町にまたがる「ウェンシリ岳」の登山口に到着。車通りのほとんどない峠道のドライブは楽しかったが、最終コンビニが滝上町のセコマなので行動開始時刻が早いとOPENしていない。今回は遠軽町内のセブンに寄ってからまっすぐ登山口へ向かった。天気は微妙だけど、1台くらい先行車があるかなぁと思ったが誰もいない貸切。電波も届かないので、車にトラブルがあるとやばい登山口だった。一応キャンプ場らしい。ウェンシリ山頂までは黙々と両手両足を使って前進するのみ。途中に急な岩場が2〜3箇所ほどあって、雲の隙間から景色が望めてラッキーだった。

 

 山頂はガスの中で展望なし。エゾカンゾウがゆらゆら揺れている。ピストンでは距離を稼げないので周回する。ピークから少し北へ歩くと、看板が朽ち果てた分岐点がある。人気のない「ウェンシリ岳」だが、笹刈りはしっかりされている。地元の有志がいるようだ。しかし、中途半端に残った笹の根っこが邪魔で快適な登山道とは言い難い。調子に乗って走ると、切り株につまづいて崖の下へ転げ落ちます。分岐からポロナイポ岳をピストン。鞍部から景色がみえたので、まぁ良しとしよう。往復3キロほどで1時間。

 

 分岐に戻って、不快調な稜線の登山道を北へ。ヒグマの痕跡多数。今まで見たことないサイズ、日高や大雪の比じゃねぇ「超ビッグ・オソマ」が連発する。「2015年に紋別で捕獲された400キロのヒグマ」を思い出した。オホーツクはヒグマに残された最後の楽園なのかもしれない。北の分岐に到着。足元をみるとソックスから膝にかけてマダニの大群がびっしり。小さな脚でよじ登ってくるので、デコピンを食らわせて落とす。空の色と同じ気持ちになる。

 

 マダニを避けるためにダッシュで下山。アスファルトの上に出て一安心。全身のマダニを駆逐してやる。1匹残らず。マダニを全滅させると雨が本降りになってきた。あとは、舗装路を六キロほど流すだけなので気楽。下り坂を楽しく走ると、ここにも垂れ流されたオソマが多数。「クマに追いかけられたらやべーなぁ」と考えていたら、突然後ろからクルマに追いかけられてビビった。軽トラのおっちゃん、飛ばし過ぎだぜ。

 

 無事下山し、撤収。滝上町に戻って「ホテル渓谷」へ。温泉じゃないけど。山でパンを一つ食べて、あまりお腹が空いていない。ランチは取らなかったけど、滝上の道の駅で「シバザクラソフトクリーム」を食べて帰宅。ノンストレスな峠道なので、燃費に優しい。

ラン酒

 今週初めて走る。トムラウシ下山中に右足大腿筋を痛めた。ずっとハリが気になっていたが、走ってみるとまだ重い違和感が残る。無理せず河川敷を流して終わり。

 

 帰宅後はダッシュで会場へ。独り暮らしでは滅多に食えない揚げ物ざんまい。汗をかいた後のハイボールがうまい。

パタゴニア